うつ病治療の認知療法とは?

薬の副作用でも悩まされた私・・・

うつ病や精神疾患で苦しんでいるご家族やご友人やお仲間は、その周りにいる

薬物療法と併用して行うこともあります

うつ病を克服するために試してもらいたい療法の一つに、認知療法があります。うつ病克服のための認知療法については、本なども出ていますが、うつ病を患っている本人が、本を読んで実践していくのは難しいと思います。

 

認知療法に取り組んでいる病院やクリニックを受診してみるといいでしょう。それでは、認知療法とは一体どういうことをするのでしょうか?まずは、うつ病になりやすい性格や考え方を変えていく必要があります。

 

抑うつ的な感情や考え方、行動について、その歪みを修正していくことになります。修正していくことで、マイナス的な思考の改善がみられ、それによってうつの症状が軽快することがあるのです。人は誰でも自分の考え方に捉われてしまいがちになります。

 

「私はあの人から嫌われている」「私は必要とされていない」などと、思い込んでしまうこともあるでしょう。でも、それは自分がそう考えているだけで、実際には全く違うことも多いはずです。

 

認知療法では、なぜそう思ったのかを検証し、そういう考え方を修正していきます。ストレスを上手に解消する方法や嫌なことがあった時の気持ちの切り替え方なども学ぶことができるでしょう。

 

人の性格や考え癖は、持って生まれたもので一生治らないと思っている人も多いですが、そんなことはありません。本人が変えたいと思えば、いくらでも変えることができるのです。

 

認知療法は、薬物療法と併用して行うこともあります。うつ病は放置すると悪化していく危険性が高いので、早めに治療を受けてくださいね。

心身医学を母体とした心療内科

実は、心療内科の母体となる医学というものがあります。それが、タイトルにもあったように「心身医学」というものです。

 

心身医学は、もともとドイツで誕生した医学で、その後、アメリカにわたり、精神分析を専門にする精神科医によって発展いたしました。しかし、それは現在アメリカでリエゾン医学という方向へと発展してきました。

 

リエゾン医学と言いますのは、身体の診療科の患者が抱える精神的な問題に対し、その身体の診療科との相談と連携(Liaison:リエゾン)をベースとして、診療を行ってゆく精神医学の分野をいいます。

 

ドイツにおきましては、内科や精神科とは別に、すべての医学部と医科大学に心身医学科が設けられています。そうして、全学生に心身医学の教育が義務づけされているのですね。もちろん、国家試験にも必須の問題が出題されています。

 

日本におきましては、内科医を中心として、小児科医、産婦人科医、麻酔科医などの身体科医が中心となって発展してきました。日本で一番初めに心療内科が誕生したのは、九州大学の医学部なのです。

 

そして、驚かれるかたもいらっしゃるかもしれませんが、「心療内科」という名称の科は日本にしかないのです。本当であれば、ドイツのように心身医学によるアプローチをそれぞれの科で行えば一番良いと思うのですが・・・。

 

心療内科というのは、このような医学、医療を内科で行う科のことです。もともとは、心身医学というのが母体になっていたということが、ご理解いただけたと思います。